自分のことは棚にあげるんです

今すぐにでも
この家から出て行きたい

この土地で独り暮らしをする意味は
全くないから

家を出るとしたら
実家に帰ると思う

でも
実家に帰ったら
大河には会えなくなる

大河が駆け落ちしようって言うけど
その選択肢は無い

ワガママだけど
離婚は計画的にしたい

大河とはまだ一緒になれない
二人が一緒に暮らすのは
彼の一番下の娘が高校生以上になってからがいい


そう言って
彼をガッカリさせる私





なに不自由ない生活をさせてくれ
尽くしてくれる旦那と一緒にいるのが辛いなんて

アタシは頭も身体もオカシイ


ここにいれば
週末は大河に会える


本当に大河のこと好きなのかしら

彼とのSEXが好きなんじゃないの？




たまぁーに
私はこのままずっとずっと
離婚できないんじゃないかって思うことがある


一体なんなんだろう私


だいぶだいぶ
大河のこと好きになって
どんどん深くなって
信頼関係も出来てきてるのに

まだまだ信じきれない自分がいる


自分と似てるから　余計信じられない



ずーっと　ずーっと
あの夏の出来事が
忘れられない


私だって内緒にしてること
沢山あるのに



なんて執念深い女なんだ



とほほ・・・